今月も最近読んでよかった本を紹介します。今月はビジネススキルの本1冊、心理学の本1冊、人工知能に関する本1冊、そしてエンタメもの2冊紹介します。
目次
エッセンシャル思考 最少の時間で成果を最大にする
何でもかんでもやるのではなく、大切なものを取捨選択して生きていくことの大切さを説いた本です。他の本を読むことを通じてMVPやボトルネック思考などミニマム志向の仕事や生活を心掛けていた私に取ってはとても腑に落ちるものでした。とはいえ、この本が説いているものはよりストイックなものなので私も慢心せず、より磨いて行かなければと思う一冊でした。仕事はたくさんあるんだけど終わらない。一生懸命やってるのに成果がでないし人の信頼も築くこともできないという人にはおすすめしたい一冊です。
ハーバードの心理学講義
人間の心理傾向をベースに、どのように生きていくことが幸せになれるのかであったり、成功につながるのかについての研究結果を紹介した本です。外向性が高くても、誠実性が高くても一長一短という点が特徴的で、精神傾向が一概にも成功や幸せに直接結びつかないという研究も紹介しています。様々な心理テストつきで最新の研究を解説していますので自己分析しながら読めるので自分自身の性格と生き方について迷っている人にとっては良い本と思います。
人工知能は人間を超えるか
人工知能の歴史と今後について著者自身の視点で解説した一冊です。IT業界でエンジニアをやっていた以上、機械学習やディープラーニングには触れてはいたのですが、サービス開発よりゆえに具体的な歴史や仕組みを知らずに使っていました。その点でいままで触れなかった部分を知ることができて勉強になりました。ビジネス書であるものの一部アルゴリズムまで踏み込んでいますが、AIや機械学習についてなんだかよくわかってない人は入門書としておすすめです。
この素晴らしい世界に祝福を! よりみち2回目!
映画やアニメにもなったライトノベル「この素晴らしい世界に祝福を!」のショートストーリー集第二弾です。安定の笑いある作品です。原作こそ完結しましたが、しばらくショートストーリー集は出すそうなので次回も楽しみです。文だけで笑っていられる小説なので、もしも読んだことがなくて最近疲れている人には是非おすすめです。
銀魂
週刊少年ジャンプで連載されていた銀魂です。年初に完結版映画も公開されました。もともとアニメが好きでみていましたが、コロナウィルスの感染拡大が続く現在、ちょっと映画にいくのは嫌なので代わりにラストの部分だけ漫画を購入して読みました。銀魂というとコメディ色の強い作品ですが、後半はシリアスな展開が多い状況です。でもシリアスの中に笑いありで最後まで安定の銀魂でした。映画になるラストの部分なので本当に短いかなと思ったのですが、思ったより内容が濃いものであったのはちょっと意外でした。映画だとカットも多い気がするので原作をしっかり読んでよかったかなと思います。
終わりに
2月末ー3月はちょっと忙しく精神的に辛い時期だったので、一応ビジネス書も読んでいたものの、仕事の本より、未来のことや、心理学の本、コメディ系の本が個人的な癒しでした。また4月以降もまとまっておすすめしたい本があれば記事を書こうと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。少しでも興味のある一冊があれば幸いです。
Photo by Annelies Geneyn on Unsplash