IT産業に従事していない人向けに集めているIT記事をまとめました。
DeepSeekが低コストでChatGPTに匹敵するAIモデルを開発したということで、NVIDIA株が暴落する事件がありました。
このほか、詐欺広告も意識された2024年広告まとめ記事などもご紹介します。
記事のピックアップ基準
以下の基準で選定しています。
- IT企業に従事していないけど、ITに関心を持ち勉強を始めたり、これから始めようとしている人向けの記事が中心です。教養やリテラシー、テクニックとして知っておくとよさそうなものをピックアップの上、適時解説を加えています。
- SNSで話題になったものや、ネットサーフィンで見つけた記事を選んでいます。大手メディア・海外サイト・個人ブログ、ジャンルは問わずピックアップしています。
- 記事を発見したタイミングベースです。そのため、記事そのものの公開日は最近ではないものも含まれます。
- ネタがあまりないときは私好みのやや玄人向けのネタも選んでいます。それでも、わかりやすいように解説をつけるように努めています。
目次
- Linuxのコードをたった30行修正するだけでデータセンターの電力消費量を最大30%削減可能、実際にLinux 6.13から反映される
- 中国のAI「DeepSeek」ショックでハイテク株がパニック売りに、NVIDIAの時価総額が91兆円消し飛んで暴落記録を2倍以上更新
- 中国のAI「DeepSeek」ショックでハイテク株がパニック売りに、NVIDIAの時価総額が91兆円消し飛んで暴落記録を2倍以上更新
- 2024年広告総括レビュー~広告最強ランキング、混沌、怒り、そして……~
- セキュリティ企業の取材で絶対に聞いてはいけないこと ~ Okta Japan株式会社 CSO 板倉 景子 インタビュー
Linuxのコードをたった30行修正するだけでデータセンターの電力消費量を最大30%削減可能、実際にLinux 6.13から反映される
Linuxのコード修正により、電力消費量削減に成功したという記事です。
IT、特にソフトウェア領域は環境問題に対してなかなか着手しずらい領域ではありますが、仮想通貨のマイニングコストが問題視される場面などもあり、全く無視するわけにはいきません。
そのなかで今回の消費電力削減のためのアップデートは着目すべき一歩であると考えています。
中国のAI「DeepSeek」ショックでハイテク株がパニック売りに、NVIDIAの時価総額が91兆円消し飛んで暴落記録を2倍以上更新
DeepSeekが低コストでChatGPTに匹敵するAIモデルを開発したということで、NVIDIA株が暴落したという記事です。
MicrosoftやGoogleといったAI開発企業ではなく、インフラのNVIDIAがなぜ?という考えもありますが、NVIDIAが提供するような高価格半導体を使わずに開発できたために、NVIDIAの企業価値、そして株価に揺さぶりをかけたというのが経済界上の分析となっております。
一方で、開発過程でOpenAIのデータを盗用していたなどの疑惑もでております。
さらには、中国企業の生成AIということで、経済安全保障観点からの安全性も危惧されています。
DeepSeekやNVIDIAの動向について引き続き動向見ていきたいところです。
2024年広告総括レビュー~広告最強ランキング、混沌、怒り、そして……~|広告を見るやきそば
2024年に出面に現れた広告についてまとめた記事です。
2024年というと、詐欺広告が問題となった年でした。
広告の性質上、記事作成者に対してターゲティングされたなかでの出現広告まとめではありますが、あらためてこの記事を読むと、どのような広告が目についたのか、振り返ることができると思います。
広告のあり方について考えさせられる記事であると思います。
セキュリティ企業の取材で絶対に聞いてはいけないこと ~ Okta Japan株式会社 CSO 板倉 景子 インタビュー
セキュリティ企業やセキュリティ責任者の在り方について記載されたインタビュー記事です。
途中、
〜〜〜そもそも CSO や CISOは、海外では「チーフ・スケープゴート・オフィサー」あるいは「チーフ・インシデント・スケープゴート・オフィサー」などと呼ばれる職種およびポジションである。要はいざ何か起こったら(日本的な表現で言うなら)責任を持って腹を切らされるということだ(スケープゴート=いけにえのヤギ)。〜〜〜
という言及など、セキュリティ系の業務を経験している人からしたら、胃が痛くなる話も触れられています。
セキュリティについてあまり縁がない人も一読していただきたい記事です。
終わりに
IT界隈の人にとってはあたりまえの解説もありますが、1つでも何か気づきがあれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
Photo by Artem Sapegin on Unsplash