最近読んだ本(2021年7月)

読書

7月に読んだ本をご紹介します。本探しの参考になれば幸いです。

目次

それでも人生にイエスと言う

第二次世界対戦の時にユダヤ人収容所に収容される経験をした精神科医であり心理学者であるヴィクトールフランクルの本です。

フランクルの本としては、実際の収容所の体験をベースに記載した「夜と霧」と並んで有名な一冊ではないでしょうか。

「夜と霧」が自身の収容所の体験談中心に対して、「それでも人生にイエスと言う」はご自身の講演をベースにされているため、心理学的な主張中心です。

フランクル心理学に強い興味を持った人が2冊目として読むには良い一冊と思います。

自分は自分、バカはバカ。 他人に振り回されない一人勝ちメンタル術

2CHの創設者ひろゆきさんの本です。

他人との関わり方に関する本です。人間関係のストレスに対してどのようにストレスを回避していくかについてひろゆきさんの視点で書かれています。

結構過激なことも言っていますが、自分に対して落とし込んでみるとなるほどと思う考え方が豊富にありました。

ひろゆきさんの本は、ひろゆきさんのインタビューをベースに編集者の方が読みやすいように編集しているのでとても読みやすいです。

各種テーマの本があるので手に取ってみると良いかもしれません。

1%の努力

おなじくひろゆきさんの本です。こちらは努力や成功に関することの本です。

一見無理しないという主張のように見えて、一方で成功することの難しさ、運要素の強さを強く主張されています。

「努力をするな!」と言うより、「滅多にないチャンスを確実に掴む準備を大切にせよ!」というメッセージ性のある本でした。

努力することの限界を感じている人にとっては新しい視点を得られる一冊と思います。

うらら迷路帖

まんがタイムきららでかつて連載されていた4コママンガです。

迷路町という占い師の町で占いの修行をする少女たちのストーリーです。

きっかけは、ソシャナビの以下の記事作成でもっとも話題としてあがった作品であったことからでした。

きらら系作品なので、最初は軽い・賑やか・ゆるふわな感じかと思ったら、人柱・呪いといったシリアス・ダークなテーマも触れられており、気がついたら先の展開が気になって夢中になる作品でした。

きらら系作品が好きな人だけでなく、怪異的なテーマの作品が好きな人にもおもしろい作品と思います。

きつねのはなし

「有頂天家族」「四畳半神話大系」などで知られる、森見登美彦さんの小説です。

京都・ケモノをテーマにした怪異系の話です。

この手のテーマだと西尾維新の「物語シリーズ」くらいしか読んだことがありませんでしたが、こちらは若干「世にも奇妙な物語」に近いミステリアスな話が多いです。

序盤は平坦な展開ですが、「何か起こりそう」という不思議な引き込まれ方をする本なのでこの手の作品が好きな人は手に取ってみて良いと思います。

終わりに

一時期は難しいサイエンス本・投資本ばかり読んでましたが、最近はひろゆきさんの本のような軽い本、小説・漫画の方が好みです。

全く違うジャンルを読んでいるかもしれませんが、来月も後半のタイミングでご紹介できればと思います。

Photo by Jessica Ruscello on Unsplash

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