10月11月に読んだ本をご紹介します。
最近はとても忙しく、軽く読めるものが多く、引き続き小説が多めです。
目次
叩かれるから今まで黙っておいた「世の中の真実」
にしむらひろゆきさんの本です。ひろゆきさんらしい切り口で世の中の矛盾・おかしなことを指摘していきます。
あたりまえのこと、そんなの知ってるよということも改めて考えると確かにと考えることが多く、新たな視点を得たい方におすすめの一冊です。
世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?~経営における「アート」と「サイエンス」~
美意識・哲学といったリベラルアーツの重要性についてを述べた本です。
数値だけの定量成果主義、お金儲けだけを考えた功利主義といったものの問題点を作者の視点で述べています。
2CHやライブドア事件の批判も含んでいるため、先ほど紹介した本とは対極的な本です。
対極的とも言いましたが、正しいことは何か、多面的なものの見方をするという観点ではある種共通しており、よりよくあろうとするにはどういうことを考えればいいかの思考方法を鍛えるにはおすすめの一冊です。
カンガルー日和
村上春樹先生の短編小説集です。
タイトルの「カンガルー日和」のような何気ない日常話、「あしか祭り」のような、何かをたとえて擬人化したのか、そうでないかのような話、「図書館奇譚」のようなファンタジーものなど、大体一話10分くらいで読める短編が18話入っています。
村上春樹先生らしい、オチがはっきりしないもやもやとした展開、音楽などの独自の趣味の話が中心ですが、こういった話が好きな方が、ひまつぶしにちょっとずつ読んでみるにはおすすめの本です。
麦本三歩の好きなもの 第二集
「君の膵臓をたべたい」で知られる住野よる先生の「麦本三歩」シリーズの2作目です。
前作と同様、不器用ながらも日々の日常の何気ない出来事をつづっています。
引き続き大きなオチなどはないですが、なんとなく読んでしまう作品となってしまいます。
また、最後の方にある「怖い先輩」に関する話などは、ちょっと感動的な話となっています。
宇宙兄弟40
宇宙兄弟の40巻です。
ここ最近読んだ中では唯一の漫画です。
ネタバレですが、40巻にもなり、ついに兄弟が月で再開しました。
作品のタイトルもなる「We are Space Brothers(私たちは宇宙兄弟だ)」という台詞も登場し、いよいよ大詰めです。次巻も気になる展開です。
終わりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
本探しの参考になれば幸いです。
最近ちょっと、多忙ですが、それでも少しずつ本は読んでいるので、またひと月くらい経ったら、よかった本を紹介できればと思います。
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