最近読んだ本です。GWもあったので哲学書など比較的重めの本をたくさん読めた印象です。
目次
ユダヤ5000年の教え
ユダヤ教の教えについてテーマごとに解説した本です。
アカデミック・ビジネスにおいて活躍されているユダヤ人ですが、学ぶということについての姿勢のストイックさについてとても強く感じることができる本でした。
仏教や最近のビジネス系の心理学と通ずるものが多いので、これらの本を読んでいる人はユダヤ教の教えも一読することをおすすめしたいです。
愛するということ
「自由からの逃走」などで知られるエーリッヒフロムの本です。
「愛すること」というテーマですが、人間の人情全般を取り扱ったほんと思います。
時代が古いにもかかわらず、マインドフルネスなどのメタ認知の重要性など、さまざまな視点で周囲への人情について書かれた本でとても示唆のあるものでした。
ツァラトゥストラ
「ツァラトゥストラはかく語りき」などのタイトル訳でも知られる哲学者ニーチェの代表作です。
「ツァラトゥストラ」という主人公の視点で、いわゆる「超人思想」を説いた本です。
文体のキレが鋭く、ついつい読んでしまうような魅力のあるものですが、具体的に「超人とは何か」を端的に書いている訳ではなく、しっかり考えていかないと難しい本ではありますが、むしろその難しさが(私も含め)さまざまな人を魅了する本なんだろうなあと思いました。
この人を見よ
ニーチェの自伝です。
まず、目次が「なぜわたしはこんなに賢明なのか」「なぜわたしはこんなに利発なのか」...と続きます...なかなかインパクトのある構成です...
ちなみにこの本の執筆後ニーチェは発狂したそうで、既に精神的に限界だったのかもしれません。
自伝というかたちで、ご自身の思想や各書の解説をしています。この本を読むことを通じて前述の「ツァラトゥストラ」の理解も深まります。
短く読みやすい内容なので、「ツァラトゥストラ」などを読んでより理解を深めたいという方は一読してみても良いと思います。
共感SNS 丸く尖る発信で仕事を創る
YouTuberの「ゆうこす」さんの本です。ご自身の活動において大切に考えていることをまとめた本です。
あらためて、ご自身のファンをとても大切にされているということをすごく感じました。
SNSなど、個人活動をしない人でも、「お客さま志向」「ユーザーファースト」の考え方を学ぶ本としてとてもおすすめと思います。
終わりに
私はもともとKindleで本を読むことが多かったのですが、最近は、Amazon Audibleにも契約して、聞く読書もしています。月額のサブスクリプションでさまざまな名著を聞くことができます。ビジネス書などたまに指示語や注釈が多すぎて聞くのが辛いものもありますが、小説はエッセイはむしろ聞いた方が頭にはいったり、感情移入することもあったりします。
もしもご興味あれば試してみてください。
最後まで読んでいたきありがとうございました。何か本を読むきっかけになれば幸いです。
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