「下からのDX」という考え方について

ビジネス IT技術

コロナ禍は終息期に入っていますが、DXの流れは引き続き強い流れを維持していると思います。

DXというと、政府主導・トップダウンという上からの導入というイメージを強く感じますが私個人はボトムアップ視点でのDXこそ生産性向上においてとても大事であると思います。

この記事ではこれまでにこのサイトで私が書いた記事も振り返りつつ「下からのDX」について私の考えをまとめてみたいと思います。

目次

上からの改革を求めてもDXによる生産性向上は難しい

以前以下のような記事を書きました。

上からのDXの場合、全体最適化やコスト削減がベースとなるため現場作業における「かゆいところ」に届かず、現場レベルの生産性向上に期待が持てない可能性があるという私の意見をまとめました。

もしも現場や個々人のの生産性向上としてDXを求めるなら、自身の業務の視点から改善策を考える必要があると思います。

パソコン事務作業ならすぐにオートメーションはできる

最初の記事にも書きましたが、現場レベルのDXにおいて、すぐにIT技術者といわれるような高度なITスキルはいりません。

少なくともパソコンを利用した事務作業であるならば、簡単なプログラミングスキルなどがあるだけで劇的に変わるのではないかと思います。

以前以下のような記事を書いています。業務効率化をする上でのテクニックを簡単にまとめてみました。

最近ではMicrosoftがPower Automate Desktopという無料のRPAソフトを出しており、オートメーション化も非常にハードルが低くなったと思います。

単純作業にうんざりしている人は是非自動化にチャレンジしてみていただきたいです。

また、このサイトでもこのような事務作業上で知っておくと便利なテクノロジーの知識をまとめていますので、ご興味あればぜひ読んでみてください。

AI導入の道も開ける

AIのような高尚な技術もハードルが下がり始めています。

すでに、カテゴリ分類などの予測系AIについては、無料・有料で提供しているIT事業者がたくさんありますのでそれらを利用してみることができます。

さらに、オリジナルのAIを作ることもハードルが劇的に下がったと思われます。

AIを作るうえでのポイントは、なるべくパターンや判断ポイントが記載されたデータを収集して、機械学習をさせることです。

Google Cloud PlatformのAutoMLなど、機械学習をさせるシステムだけを提供するサービスも増えました。

もしも興味がある方は以下の記事を読んでみてください。無料であればお試しでちょっとしたAIを作れるサービスも紹介しています。

終わりに

最後まで読んでいただきありがとうございました。下からのDXに興味をもっていただければ幸いです。

引き続き不定期になりますが、デジタル化に役立ちそうな記事や私の意見を書いていければと思います。

Photo by Andreas Klassen on Unsplash

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