IT産業に従事していない人向けに集めているIT記事をまとめました。2024/02/19分です。
記事のピックアップ基準
以下の基準で選定しています。
- IT企業に従事していないけど、ITに関心を持ち勉強を始めたり、これから始めようとしている人向けに教養やリテラシー、テクニックとして知っておくとよさそうなものをピックアップしています。
- SNSで話題になったものや、ネットサーフィンで見つけた記事を選んでいます。大手メディア・海外サイト・個人ブログジャンルは問わずピックアップしています。
- 発見したタイミングベースなので記事そのものの公開日は最近ではないものもあります。
目次
- VLOOKUPとSEの事情
- 「Power Automate」に自動化したフローを仮想デスクトップ上で実行する機能が追加 - 窓の杜
- TOKAI、請求書管理サービスで月間1万2000通の請求書発行を効率化 - ZDNET Japan
- 「Apple Vision Pro返品した」報告が急増、理由は頭痛やVR酔い・生産性の低さなど。返品規定の期限間近(テクノエッジ) - Yahoo!ニュース
VLOOKUPとSEの事情
架空の鉄道会社の情シス部門で発生するセキュリティ事故の対応を書いた作品「こうしす!」公式アカウントで行われていたExcelのVLOOKUP関数に関する事情です。
それなりに規模のあるところの情シスは、VLOOKUPというかエクセルファイル自体を駆逐する側かもしれません。
— アニメ「こうしす!」公式@目指せセキュリティ向上 (@kosys_pr) February 18, 2024
VLOOKUPをマスターする目的は、各部門で作った魔境のエクセルファイルをリバースエンジニアリングして、仕様書にまとめ、開発会社に開発を依頼するため。
……みたいな。 https://t.co/Ej8OBmxnLe
VLOOKUP関数の利用さえもハードルが高いとする人材事情と、一方でVLOOKUPの利用を嫌悪する実現場のSE業務事情の悩みについて議論されています。
私の仕事上でも各種課題に思うところがあったり、このサイトでも定期的に投稿しているところですが、政府のプログラミングの必修化とあわせて、ITスキルそのもののベースアップが必要であると思ってきています。VLOOKUP関数使わない、使ったことがないとしても、他のプログラミング言語などの経験で関数利用に慣れていて、ちょっと調べればできるという状態を目指したいところです。
「Power Automate」に自動化したフローを仮想デスクトップ上で実行する機能が追加 - 窓の杜
マイクロソフトが出すRPAツール、「PowerAutomate」のアップデート情報です。
RPAツールに限らず、自作のVBA・Pythonなどのオートメーションすべてに共通することですが、RPA実行中のPCで作業をすることが困難であることが多いです。ブラウザの自動操作などはブラウザを切り分けてくれることで解決はできたりしますが、文字入力などキーボード操作を行うことは御法度の場合が多いです。
費用面に余裕のある場合は、RPA専用PCを用意したりしているところもありますが、ITインフラにコストを避けない人にとっては課題でした。
今回のアップデートは仮想環境に自動作業を閉じ込めるということでとても画期的と思っています。
現状は有料版しか対応できないようですが、無料版や他のRPAソリューションにもぜひ導入してほしい機能です。
TOKAI、請求書管理サービスで月間1万2000通の請求書発行を効率化 - ZDNET Japan
TOKAIにおけるDXの活用事例です。
会計管理のシステム化は、ここまでオートメーションやDX、AIが騒がれる前から、大蔵大臣・弥生シリーズなどある事情ですが、各会社個人の個社の会計フローが独特で最優先課題事項としている事業者は多いもののうまくいっていない印象がある領域です。
私個人としては、何か便利なソリューションの導入というよりも企業としての経営判断や、現場の人たちのフロー刷新の努力に敬意をもつ感想です。
「Apple Vision Pro返品した」報告が急増、理由は頭痛やVR酔い・生産性の低さなど。返品規定の期限間近(テクノエッジ) - Yahoo!ニュース
Apple Vision Proが米国で先行で発売されたことで先行使用レビューが増えています。
私がこの記事を見て特に気にしているのは「生産性」と「VR酔い」です。
かつて私も、5年ほど前に1度スマホ連動方式のVRゴーグルを購入したことがありました。しかしながら、思ったほど魅力的なアプリがなかったり、その中で見つけた気になるアプリを利用していても長時間利用するとVR酔いで気持ち悪くなって利用に耐えなかった感想があります。
これまでもMicrosoftのホロレンズなど注目されるVRゴーグルは登場していましたが、Apple Vision Proも現状同じ課題があると考えると、VRやメタバースに関してはまだまだ課題がありそうです。
終わりに
何か気づきや発見があれば幸いです。定期はわかりませんが、また記事がたまりましたら書いてみようと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。
Photo by Andreas Klassen on Unsplash