IT産業に従事していない人向けに集めているIT記事をまとめました。2024/03/25分です。
記事のピックアップ基準
以下の基準で選定しています。
- IT企業に従事していないけど、ITに関心を持ち勉強を始めたり、これから始めようとしている人向けに教養やリテラシー、テクニックとして知っておくとよさそうなものをピックアップしています。
- SNSで話題になったものや、ネットサーフィンで見つけた記事を選んでいます。大手メディア・海外サイト・個人ブログジャンルは問わずピックアップしています。
- 発見したタイミングベースなので記事そのものの公開日は最近ではないものもあります。
目次
- 後藤田知事も激怒、高校生に配備のタブレット「3年もたず半数超が故障」の異常 後手に回る教育委員会、中国メーカーからは返答なし
- ChatGPTを活用してサーキュレーターの異常検知をやってみた!
- 「Copilot Pro」を「Excel」で利用--数式の作成やデータの分析をするには
- Office Scripts is now available for Office 365 Enterprise E1 and Office 365 F3 licenses
後藤田知事も激怒、高校生に配備のタブレット「3年もたず半数超が故障」の異常 後手に回る教育委員会、中国メーカーからは返答なし
徳島県が高校生の教育用に配布したタブレット端末について、半数超が3年持たずに故障しているという話です。
当時許された予算と必要数、買い替えタイミングなどなぜこのようなトラブルになったのかという背景事情について不明な点が多いトラブルですが、端末選択はプロ、アマ、私的利用や業務利用問わず慎重な選択が必要であるという典型的な教訓事案と思います。
なお、今買い替えを検討されている方は、先週の記事でご紹介した以下の記事がとてもわかりやすくまとめてあります。よろしければご確認ください。
ChatGPTを活用してサーキュレーターの異常検知をやってみた!
日立製作所における、サーキュレーターにおける生成AI活用事例です。
生成AIがいくら発展しても、生成対象が画像や文書など、デジタルデータだけにとどまってしまえば限界が生まれてしまいます。ゆえに機械制御やロボット化など現実世界への活用まで考慮して考える必要があると私は考えています。
今回紹介されている記事はセンサーデータをベースにした異常検知のみですが今後、モーターの制御機構に対する指令も生成AIにコミットさせられるとより、現実への活用が拡大すると考えています。夢が広がります。
「Copilot Pro」を「Excel」で利用--数式の作成やデータの分析をするには
「Copilot Pro」のExcel連携の記事です。
生成AIを活用したExcelのオートメーションはすぐに手が届く領域になりました。日本国内の事務業務においては、Excel漬けの業務が多いです。活用事例が増え、普及が拡大すれば事務業務の現場に革新が起きると思っています。
Office Scripts is now available for Office 365 Enterprise E1 and Office 365 F3 licenses
JavaScriptを利用してExcelの自動操作を行えるのがOfficeScriptです。これまでWEB版しか使えない機能でしたが、ついにアプリ版でも使えるようになりました。
VBAマクロよりも手軽に自動処理ができます。今後ますますオートメーションが容易になりそうです。Excelを極める場合、Excel関数の次に学ぶのがマクロとしてVBAですが、今後はJavaScriptが先になる時代も間近かもしれません。
先の記事でCopilotのExcel連携がありましたが、生成AIの台頭があってもプログラミングスキルは不要にならずに、ますますPC利用の一般教養として重要になると考えています。
VBAでもJavaScriptでもなんでも良いので、ぜひ技術者じゃなくてもプログラミング言語習得にチャレンジしていただきたいと考えています。
終わりに
今週もIT界隈で働く人にとってはあたりまえの解説もありますが、1つでも何か気づきがあれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
Photo by Andreas Klassen on Unsplash