IT産業に従事していない人向けに集めているIT記事をまとめました。2024/07/01分です。
引き続きKADOKAWAのサイバー攻撃について様々な情報が流れています。
記事のピックアップ基準
以下の基準で選定しています。
- IT企業に従事していないけど、ITに関心を持ち勉強を始めたり、これから始めようとしている人向けの記事が中心です。教養やリテラシー、テクニックとして知っておくとよさそうなものをピックアップの上、適時解説を加えています。
- SNSで話題になったものや、ネットサーフィンで見つけた記事を選んでいます。大手メディア・海外サイト・個人ブログ、ジャンルは問わずピックアップしています。
- 記事を発見したタイミングベースです。そのため、記事そのものの公開日は最近ではないものも含まれます。
目次
- KADOKAWA「犯罪者を利する」と抗議 NewsPicksの身代金報道に専門家「タイミングが良くない。余計なリソースを割かせる」「犯人の情報にも違和感がある」
- 音楽生成AI相手に初訴訟、ソニーなど大手3社 著作権侵害訴え
- 【デジタル庁】デジタル認証アプリをリリースします
- 実は多いITエンジニアの職種、フロントエンドとバックエンドは何が違う?
KADOKAWA「犯罪者を利する」と抗議 NewsPicksの身代金報道に専門家「タイミングが良くない。余計なリソースを割かせる」「犯人の情報にも違和感がある」
KADOKAWAのサイバー攻撃被害について引き続き続報が続いています。「BlackSuit」というロシア系サイバー攻撃グループが犯行声明をだしたり、今回紹介したようなNewsPick社の報道に関しての物議も起きています。
昨年冬にはLINEヤフー社もサイバー攻撃事故を起こしており、大手IT企業であっても他山の石ではないのが今日のサイバー攻撃です。
攻撃を受けない対策もですが、攻撃を受けた後にどうするかも重要です。
総務省が以下のサイトやガイドラインを公表しています。
ビジネス上必須の防犯知識・防犯訓練になっていくかもしれません。
音楽生成AI相手に初訴訟、ソニーなど大手3社 著作権侵害訴え
音楽生成AIサービスに対して著作権侵害をめぐる訴訟が提起されたという記事です。
この記事に限らず、生成AIに関して、知的財産権やプライバシーをめぐり、訴訟が相次いでいます。
生成AIそのものは生産性向上にとても強いポテンシャルを持った武器です。活用法は引き続き追求したいです。
もっとも、プライバシーや知財リスクがあること、利用者も時としては法的責任をうけるリスクがあることはリテラシーとして引き続き啓発が必要と考えています。
【デジタル庁】デジタル認証アプリをリリースします
デジタル庁が、マイナンバーカードを利用したデジタル認証アプリと、それを利用するための開発者向けのAPIを公開したという記事です。
本人確認認証は昨今では課題です。ショッピングや各種契約手続きを行う上では必須のものでありますが、一方で開発や取得データ管理上のセキュリティリスク・悪意のある利用者の偽造認証リスクもあり、システム実装・運用共に難易度の高いものです。
今回のデジタル庁の提供を通じて、デジタル上の犯罪防止や安全向上が進歩することを期待しています。
実は多いITエンジニアの職種、フロントエンドとバックエンドは何が違う?
ITエンジニアの職種について触れた記事です。
10ー20年前というと、ITエンジニアというと、コンピュータ関連なんでもできる人というイメージでしたが、今は分業が激しいです。私自身も以下の記事を書いたこともあります。
ITエンジニアを志す方のキャリア選択にとっても重要ですが、ITエンジニアに対して何か業務を依頼するときなど、一般の方がコミュニケーションするときもこの区分を意識することが今後重要になってくるかもしれません。
終わりに
IT界隈の人にとってはあたりまえの解説もありますが、1つでも何か気づきがあれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
Photo by: Nicole De Khors on burst