気になったIT記事まとめ(20240715)〜経産省ガイドライン、最高のチームづくり、プログラミング教育ほか〜

IT技術 ビジネス 教養としてのテクノロジー入門 IT記事まとめ

IT産業に従事していない人向けに集めているIT記事をまとめました。2024/07/15分です。
経産省が2つの技術ガイドラインをだしたほか、経産省が2つのガイドラインをだしたほか、AWSが生成AIを使った開発ツールを発表したり、paizaがプログラミング教育ゲームをリリースしています。

記事のピックアップ基準

以下の基準で選定しています。

  • IT企業に従事していないけど、ITに関心を持ち勉強を始めたり、これから始めようとしている人向けの記事が中心です。教養やリテラシー、テクニックとして知っておくとよさそうなものをピックアップの上、適時解説を加えています。
  • SNSで話題になったものや、ネットサーフィンで見つけた記事を選んでいます。大手メディア・海外サイト・個人ブログ、ジャンルは問わずピックアップしています。
  • 記事を発見したタイミングベースです。そのため、記事そのものの公開日は最近ではないものも含まれます。

目次

AWS、開発スキルがなくても生成AIへのプロンプトで業務アプリが作れる「AWS App Studio」プレビュー公開

AWSが生成AIベースでプロンプトを通じて業務アプリが作れる「AWS App Studio」プレビュー版を公開しました。

以前、私もChatGPTでHTMLのアプリを作る検証をしてみましたが、アプリ開発における生成AI活用の潜在力はとても注目されています。

要件定義や動作の確認という観点で、全く技術スキルが不要ということはないと思います。もっとも、プロンプトが必要な情報を誘導したりできれば、最低限の知識だけが必要になり、ますますアプリ開発の敷居が低くなりそうです。

ゲームでPythonやJavaを学べる「コードモンスター大図鑑 プログラミングでゲットだぜ!」を無料公開、paiza

paizaがPythonやJavaを学習するためのゲームを無料公開しました。

以前私の記事でも紹介しましたが、子供向けのプログラミング教育の敷居はますます下がっています。

以前紹介した記事はScratchなど子供向けプログラミング言語でしたが、今回は実務でも使うJava・Pythonが対象ということで、実務にも活かせるスキル習得に期待が持てそうです。

経済産業省とIPA、「DX推進スキル標準」を改訂 生成AIに関するスキル標準を追加

経産省とIPAが「DX推進スキル標準」を改訂して生成AIに関するスキル標準を追加したという記事です。

以前も紹介しましたが、ワークマンが一般職員にPythonの学習を進めているなど、It技術スキルのベースアップに力を入れる企業がますます増えています。

どこから着手すれば良いか迷っている企業にとっては、スキル標準のメルクマールとして、このガイドラインを活用してみると良いかもしれません。

ゲーム・アニメ・広告における生成AI利活用の注意点をひとまとめ 経産省がガイドブック公開

経産省が「コンテンツ制作のための生成AI利活用ガイドブック」を公開しました。

生成AIは高い潜在力を持つ一方、プライバシー・知的財産などをめぐる訴訟トラブルが続いています。以前もさまざまなトラブル事例の記事を紹介しました。

トラブルなく安全に生成AIを使うための指針として、今回公表されたこのガイドラインは重要になっていくかもしれません。

Googleが行なった「最高のチームをつくる」調査の意外な結果。メンバーは重要ではなかった

「最高のチームをつくる」ためにGoogleが行った調査レポートの紹介記事です。

IT産業はチームプレイが重要です。その結果アジャイル開発など様々なマネジメント手法が生まれました。

この記事では、Googleの調査結果として「相互協力の重要性」とそれを生み出すための「心理的安全性」「信頼関係」などの重要性を紹介しています。

IT産業に限らず、仕事においてチームで仕事することは不可欠です。
マネージャーの人はもちろん、チームのメンバーとして働く1メンバーとしても、一読したい内容です。

終わりに

IT界隈の人にとってはあたりまえの解説もありますが、1つでも何か気づきがあれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。

Photo by Adeolu Eletu on Unsplash

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