IT産業に従事していない人向けに集めているIT記事をまとめました。2024/07/29分です。
ニトリのIT戦略や経理のIT学習ロードマップ、マリオカートのER図など、これからIT関係の増強を考える方々に役立つ記事を多く見つけられたと思います。
記事のピックアップ基準
以下の基準で選定しています。
- IT企業に従事していないけど、ITに関心を持ち勉強を始めたり、これから始めようとしている人向けの記事が中心です。教養やリテラシー、テクニックとして知っておくとよさそうなものをピックアップの上、適時解説を加えています。
- SNSで話題になったものや、ネットサーフィンで見つけた記事を選んでいます。大手メディア・海外サイト・個人ブログ、ジャンルは問わずピックアップしています。
- 記事を発見したタイミングベースです。そのため、記事そのものの公開日は最近ではないものも含まれます。
目次
- ニトリ、強さの秘密は「システム全て内製化」…優秀なエンジニアを囲い込み
- イオンが従業員接客教育にAIを導入、従業員の笑顔・声量・滑舌などをリアルタイムで分析可能
- 業務自動化の概念からTipsまでを解説した書籍が発売 ~ChatGPTとの連携も
- 経理のIT学習 完全ロードマップ
- マリオカートのER図について考える
ニトリ、強さの秘密は「システム全て内製化」…優秀なエンジニアを囲い込み
ニトリのIT戦略として自らエンジニアを抱えて内製を行っていることを強みとしているという紹介記事です。
以前もワークマンの実例として、Pythonを全社員に覚えさせようと推進しているという記事を紹介しました。
IT産業外の業種においてITとの向き合い方に大きな変革が訪れています。
今回のニトリのものはスペシャリストを囲い込むという点でワークマンの取り組みとは対照的なものと思います。
なお、類似のものとしてサイゼリヤのシステム内製化について、Twitter上で議論になったまとめがあります。こちらは現場よりなので比較して読むとより深い視点を得られるかもしれません。
イオンが従業員接客教育にAIを導入、従業員の笑顔・声量・滑舌などをリアルタイムで分析可能
イオンが従業員向けの接客教育にAIを導入したという記事です。
コミュニケーションスキル向上のAI活用はすでに英会話など語学学習で積極的に利用されております。
コミュニケーションスキルに関しては英会話のAIや今回のイオンの取り組み筆頭に、AIの利用による低コスト化が進み、大きな革新が始まると考えています。
業務自動化の概念からTipsまでを解説した書籍が発売 ~ChatGPTとの連携も
『現場で使える!自動化入門vol.2』という業務自動化に特化した書籍のVol2が発売されるという記事です。
Vol1はkindle unlimitedでも読むことが可能であるので私も読んでおります。
オムニバス形式で、これから事務作業のDX化を検討している一般の方向けの導入記事から、プロの技術者向けの玄人向けのテクニックまで、さまざまなものが紹介されています。
vol1を手に取って気に入った方はvol2も手に取ってみることをおすすめします。
経理のIT学習 完全ロードマップ
経理はIT知識がないとヤバい!!
— しも@簿記スクール校長 (@kaikeinochikara) July 27, 2024
僕がオススメする完全ロードマップ!! pic.twitter.com/x3vJSDubgG
簿記などの学習テクニックについて紹介しているTwitterアカウントの投稿記事です。
経理の方向けのITスキル学習ステップについてスライド画像で紹介されています。
前回も経産省とIPA合同のデジタルスキル標準を紹介しましたが、経理の業務を行っている方で、今後ITスキルの学習を検討にする方は是非参考にしたい情報と思います。
マリオカートのER図について考える
ER図とはご存じでしょうか、データベース設計を行う上でデータの関係性を明らかにする設計図です。
この記事ではマリオカートを例にしてER図の解説をしています。
データ設計はどのようなアプリやシステムであれ、開発設計上の根幹として重要です。
外注するにしろ、ノーコードアプリなどで作るにしろ、システム化を担当する人にとって是非知っておきたい教養と思っていますので、初めて触れる方は是非一度この記事を読むことをお勧めします。
終わりに
IT界隈の人にとってはあたりまえの解説もありますが、1つでも何か気づきがあれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
Photo by Andrea Natali on Unsplash