IT産業に従事していない人向けに集めているIT記事をまとめました。
米国国立標準技術研究所 (NIST) が新しいパスワードのガイドラインを公表したり、GIGAZINE社が企画したITエンジニアの苦労エピソードの記事をピックアップしました。
記事のピックアップ基準
以下の基準で選定しています。
- IT企業に従事していないけど、ITに関心を持ち勉強を始めたり、これから始めようとしている人向けの記事が中心です。教養やリテラシー、テクニックとして知っておくとよさそうなものをピックアップの上、適時解説を加えています。
- SNSで話題になったものや、ネットサーフィンで見つけた記事を選んでいます。大手メディア・海外サイト・個人ブログ、ジャンルは問わずピックアップしています。
- 記事を発見したタイミングベースです。そのため、記事そのものの公開日は最近ではないものも含まれます。
- ネタがあまりないときは私好みのやや玄人向けのネタも選んでいます。それでも、わかりやすいように解説をつけるように努めています。
目次
- NIST Scraps Passwords Complexity and Mandatory Changes in New Guidelines
- 自分がロボットでないことを示すGoogleの「reCAPTCHA v2」をAIで突破することに成功
- デジタルサービス局前夜
- デジタルガバナンス・コード「3.0」を発表、3つの視点・5つの柱として再整理 経産省
- 読者から寄せられた「本当にあった社畜エピソード」IT系・エンジニア編
NIST Scraps Passwords Complexity and Mandatory Changes
米国国立標準技術研究所 (NIST) が発行した新しいセキュリティガイドラインをだしました。NISTのガイドラインは特に信用性が高いガイドラインの一つです。
当該ガイドラインではパスワードに複数の文字タイプを混在させたり、パスワードを定期的に変更したりすることは、最良のパスワード管理方法ではないと言及されるようになりました。
先日総務省のページも更新されましたが、パスワードの常識が大きく変更されつつあります。
総務省のサイバーセキュリティ https://t.co/o01Iy1ems9 パスワード管理ツールを推奨、パスワードの定期的な変更は不要と断言、すばらしい pic.twitter.com/a7FsA7Xh4z
— Haruhiko Okumura (@h_okumura) May 25, 2024
定期変更のほかにも、紙での保管は実は安全な場合があるなども言及されています。
普段の仕事上は会社の規則に従わないといけないですが、オンラインショッピングなどをする今、プライベートでもセキュリティは重要です。身の回りのセキュリティについて総務省など、信頼のおけるドキュメントを読んで見直してみても良いかもしれません。
自分がロボットでないことを示すGoogleの「reCAPTCHA v2」をAIで突破することに成功
ロボット認証対策の「reCAPCHA」がAIによって突破されてしまったという記事です。
AIはじめ、技術発達の凄まじさはセキュリティの問題も強くしています。先日パスワード」解析についてもこのような記事が公開されていました。
これに対して唐突に主体的になって何か対策を考えるというのは難しいと思いますが、引き続き動向は見守っていきたいところです。
デジタルサービス局前夜
元ヤフーCEOで今は東京都副知事の宮坂さんによる、東京都のデジタルサービス局ができるまでの流れを書いた記事です。
DXを行うための組織上の苦労が書かれていますので一読すると面白いと思います。
デジタルガバナンス・コード「3.0」を発表、3つの視点・5つの柱として再整理 経産省
経済産業省がDXのための経営ビジョンの基準として掲げている「デジタルガバナンスコード」の「3.0」が発表されました。
先ほど紹介した宮坂さんの記事と同様DXを組織として推進を進めている方は一読してみると有用と思います。
読者から寄せられた「本当にあった社畜エピソード」IT系・エンジニア編
GIGAZINEのアンケート企画です、ITエンジニアの苦労話がわかる面白い記事です。
ITエンジニアに限らず、どの職種でも独特の苦労があると思いますが、各種苦労を知ることが双方の仕事の円滑化に進むと思いますので一読して理解を深めることをおすすめします。
終わりに
IT界隈の人にとってはあたりまえの解説もありますが、1つでも何か気づきがあれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
Photo by Adeolu Eletu on Unsplash