IT産業に従事していない人向けに集めているIT記事をまとめました。
システムの遅延をめぐりアクセンチュアと日本通運の訴訟が発生しました。その他Google検索の認証チェックマークのテストなどの記事をご紹介します。
記事のピックアップ基準
以下の基準で選定しています。
- IT企業に従事していないけど、ITに関心を持ち勉強を始めたり、これから始めようとしている人向けの記事が中心です。教養やリテラシー、テクニックとして知っておくとよさそうなものをピックアップの上、適時解説を加えています。
- SNSで話題になったものや、ネットサーフィンで見つけた記事を選んでいます。大手メディア・海外サイト・個人ブログ、ジャンルは問わずピックアップしています。
- 記事を発見したタイミングベースです。そのため、記事そのものの公開日は最近ではないものも含まれます。
- ネタがあまりないときは私好みのやや玄人向けのネタも選んでいます。それでも、わかりやすいように解説をつけるように努めています。
目次
- 美術コンテストで優勝したAI絵師が著作権局を提訴、「AIは単なる道具なので道具を使って描いた絵は人間のもの」との主張
- マッチングアプリ個人開発したら逮捕されかけた話
- Googleが検索結果に「本物の企業であることを保証する青色チェックマーク」を付与する機能をテスト中
- 「納品した」「されてない」日通・アクセンチュア、開発頓挫の訴訟がエグ過ぎる
美術コンテストで優勝したAI絵師が著作権局を提訴、「AIは単なる道具なので道具を使って描いた絵は人間のもの」との主張
美術コンテストで優勝者絵画について、著作権局が著作権認定をしなかったことについて訴訟が発生したという事案です。
日本の文学賞においても生成AIの活用の言及があるなど、ますますAIの活用がなされるなかで、氷山の一角にすぎないと思います。
著作権の問題については今後ますます議論になりそうです。引き続き注目です。
マッチングアプリ個人開発したら逮捕されかけた話
マッチングアプリを個人開発したところ、出会い系サイト規制法に引っかかりそうになったという問題です。
似たような事案は昔からあり、こんな記事もあります。
以前、私も以下のような記事を書きました。ちょっとしたブログメディアサイト、SNSであっても意外な法律規制があったりします。
個人でインターネットビジネスはハードルが低いですが、守るべき法律は存在します。
技術やビジネス面の知識だけでなく、法律リテラシーをつけていくことも、引き続き重要と思っています。
Googleが検索結果に「本物の企業であることを保証する青色チェックマーク」を付与する機能をテスト中
Googleが本物の企業サイトに対して認証チェックマークをつけるテストをしているというニュースです。
WEB検索に関して、インターネット利用のベースとなるサービスである一方、偽サイトに引っ掛かる被害がますます問題視されています。
セキュリティソフトによる偽サイトチェックツール提供などがすでにされていますが、Google自ら機能を提供することはとてもありがたいニュースです。
引き続きGoogle検索の動向に注目です。
「納品した」「されてない」日通・アクセンチュア、開発頓挫の訴訟がエグ過ぎる
日本通運がシステム開発のトラブルに関して、依頼先のアクセンチュアを提訴しました。この訴訟に関する解説記事です。
この記事でも「ボタンの掛け違い」が指摘されていますが、システム開発におけるコミュニケーションの重要性と課題は、昔から問題となっており、「顧客が本当に必要だったもの」という風刺画も存在しています。
開発を依頼する側も、受注する側も他山の石とできない事案と思います。
終わりに
IT界隈の人にとってはあたりまえの解説もありますが、1つでも何か気づきがあれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
Photo by Luke Paris on Unsplash