仕事で役に立ったビジネススキル本を振り返ってみる その2

読書 雑記 ビジネス

以前以下の記事で仕事上でこれまでに役に立ったビジネス書を紹介しました。この記事では前回紹介できなかったビジネス書をご紹介できればと思います。

目次

ユーザビリティエンジニアリング

インタビュー・ユーザビリティテストなどの定性調査の本です。人から情報を聞いたり、人の動作を観察するということは、仕事以外の場も含めて誰でも経験がある原始的な調査手法と思われますが、この本を読むとその奥深さがわかると思います。

スタートアップ・マニュアル ベンチャー創業から大企業の新事業立ち上げまで

タイトル通り、新規事業やベンチャー創業のための本です。一見するとそれだけの本に見えてしまいますが、新しいものを考えるテクニック・上長にその企画の重要性をプレゼンする技術などは企画全般に役に立ちます。ベースとなるものはロジカルシンキングであるので、ロジカルシンキングの学習をなんらかやったことがある人にとってはロジカルシンキングの実践になるかもしれません。

アジャイルサムライ――達人開発者への道

アジャイル開発におけるプロジェクトマネジメントの本です。システム開発プロジェクトのマネジメント本のため、タイトルは開発者と書いてありますが、エンジニアに限らずマネジメント全般に役立つ本です。ここで扱う考え方やマネジメントツールは、本業の方ではエンジニアから離れた今でもとても役に立っています。

このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法

転職本としては特殊で、HowToではなく、働くことについて振り返って考えていくやや自己啓発よりの本です。小説ライクの書き方になっており、転職を検討するとある企業の主人公がとある転職コンサルタントに出会い、会社の身の回りで起きた事件を通じながら転職のみならず、働くこと全般について考えていくストーリーとなっています。

働き方の哲学 360度の視点で仕事を考える

こちらも、働くこと全般について考えていく本で、自己啓発書に近い本です。先ほど紹介した「このまま今の会社にいていいのか?と一度でも思ったら読む 転職の思考法」と違い、実践ワークショップを通じて自己を振り返りつつ、適時、人生に関する社会・人間科学的視点の解説がされています。

企業法務入門テキスト――ありのままの法務

一般企業に新卒入社して、企業法務に携わることになった方向けの本です。訴訟・契約のみならず、リスク管理・クレーム対応など企業法務が担当する業務全般を解説しています。単に業務内容の解説だけでなく、そこで起きやすい失敗、マネジメントにおける苦労なども書かれています。法務にフォーカスされていますが、バックオフィスに携わる方は一度手に取ると得るものがあるのではと思っています。私自身は会社に入って相当年数経ってから読んだ本ではありますが、就職活動を考えている学生や、入社当初の方が読んでもとても役に立つ本ではないのかなと思いました。

終わりに

今回は6冊紹介させていただきました。途中2冊はやや自己啓発よりな本となっています。実は、私自身はビジネス書の何倍もの自己啓発書を読んでいるので自己啓発書でよかったものについても今後ご紹介できればと思っています。最後まで読んでいただきありがとうございました。何か一つ手に取って読んでみたいという本がありましたら幸いです。

Photo by Jessica Ruscello on Unsplash

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