温泉とサウナが好きで、旅行を行くとなったら湯治場を目的地にしたりサウナ付きのホテルを宿泊候補にいれてしまいます。コロナ禍で最寄りの日帰り温泉さえいけない状況ですが、この記事ではそんな私がコロナ禍で実践している代替手段をご紹介できればと思います。
目次
温泉の代替ー湯の花の活用
ドラッグストアでも簡単に手に入る薬用入浴剤もいいですが、やっぱり本物の成分の温泉を味わいたい!ということで湯の花や源泉で作られた入浴剤を私は利用しています。特に湯の花は一度温泉を乾燥させるなどして生成した入浴剤ですので限りなく本物に近い温泉をご自宅で体験できます。
以下、私が利用している湯の花や入浴剤をご紹介します。
草津名湯の湯・濃縮温泉 (天然温泉濃縮液)
草津温泉の入浴剤です。こちらは源泉を濃縮してつくられています。草津温泉系の入浴剤は高価なものが多く、どうしても贅沢をしたいときしか使えないというのが悩みです。ちなみに湯の花はさらに高級品で、めったにお目にかかれません。ネット販売では「本物を再現」した偽物を除くとみつけられませんでした。
硫黄系の酸性温泉故に、追い焚きが使えない、お風呂の素材によっては風呂釜を痛めてしまうなど取り扱いに注意が必要です。
登別温泉 湯の華 天然温泉の素 のぼりべつ
日本2位の温泉湧出量を誇る北海道登別温泉の湯の花です。硫黄系の酸性温泉をご自宅で楽しむことができます。草津温泉の湯の花や入浴剤は高価でなかなか手に入りません。そのことを考えるとこの価格帯で手に入る登別温泉の湯の花は非常に貴重です。
こちらも、硫黄系の酸性温泉故に取り扱いに注意が必要ですが、硫黄系の酸性温泉を楽しみたい人は是非候補に入れて良いと思います。
天然湯の花(サカエ商事)
奥飛騨温泉の湯の花です。おそらく、温泉街のおみやげやでこの湯の花を見る方も多いのではないのでしょうか。登別温泉が酸性故に取り扱い注意でしたが、こちらはアルカリ性ですので追い焚きも使えて安全です。
アルカリ性の温泉は入った時のぬくもりがとても良く、湯上がりが気持ちのいいという特徴があります。今回ご紹介するもののなかでは比較的廉価で大量購入も可能なので湯の花初心者の方にはぴったりのものです。
天然湯の花 日本最古の温泉 道後紀行
同じくアルカリ性単純温泉の道後温泉の湯の花です。道後温泉は日本三古泉に数えられる名温泉です。
先程の奥飛騨温泉の湯の花よりは高価ですが、泉質はより高級ですので、道後温泉が好きな方は選択肢に是非入れたいものです。
マグマオンセン別府(海地獄)
別府温泉の海地獄から作られた入浴剤です。海地獄というと、浸かる温泉というよりは、観る温泉というイメージがありますが、共同浴場が海地獄に隣接されており知る人ぞ知る温泉です。湯の花というよりは、入浴剤テイストに作られているので、湯の花よりも通常の入浴剤の方が好きな方にもお勧めです。
摂津有馬の湯 カメ印自宅湯原
有馬温泉でお土産として売られている湯の花です。厳密には湯の花ではないですが、有馬温泉の金の湯・銀の湯の成分をできる限り再現した入浴剤となっています。有馬温泉好きの人にとっては貴重な入浴剤ではないかと思います。アマゾンでのみ通販で取り扱っています。
サウナの代替ー交互浴の実践
サウナ→水風呂→休憩のサイクルによって生じる「ととのう」という感覚はたまりません。残念ながら直接サウナを簡単に再現する方法はみつかっていませんが、「ととのう」という感覚を自宅で作る方法として以下のような記事を発見しました。
この記事によると「41℃〜42℃のお風呂15分(炭酸系入浴剤併用)→水シャワー→休憩」の交互浴をすることによって「ととのう」という感覚が発生するそうです。
私自身も実際に試してみました。確かに最初のサウナのような体験はお湯の入浴では再現できませんが、休憩中の「ととのう」という心地よい感覚は発生しました。交互浴は元々体に良いと言われているので私も定期的に実践しています。
終わりに
もしも同じ悩みに困っている方がいて参考になりましたら幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。あくまで代替策なので早くコロナ禍の沈静化が発生して欲しいものです。
Photo by JuniperPhoton on Unsplash