本格的な投資指南書の入門に「ピーター・リンチの株で勝つアマの知恵でプロを出し抜け」

投資 読書

この本について

この記事では、ある程度入門系な投資本は慣れて、背伸びをしてみたい!と言う方におすすめの「ピーター・リンチの株で勝つアマの知恵でプロを出し抜け」を紹介いたします。

出会ったきっかけ

会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方という本に紹介がありました。※ちなみにこちらの本も四季報を読む上での入門書としておすすめです!なんとなく、そろそろ海外の有名本を読んでみたい!という気持ちがあって名著という評判を聞いたことから購入を決意しました。

どんな本

ピーターリンチ氏はマザラン・ファンドというファンドを運営し、同ファンドを13年間で1000倍近くまで成長させた実績をもつ著名な投資家です。この本では、氏の投資経験をベースにアマチュア向けに各種指南が記載されている本です。

感想

エッセイ形式で書かれておりおりとても読みやすかったです。指南書ということで、Howto、哲学が書かれた重く硬いイメージを当初持っていたのですが、本人の成功・失敗エピソードを中心に語られており、ご自身の自伝として面白かったです。冒頭の書き出しがブラックマンデー時に旅行に行っていたお話だったことも、読み始めた私の心を即座に掴みました。

...と、ここまでは初めて読んだ時の感想。まだまだ投資経験や浅く熟練してなかったこともあり、1人の自伝として楽しんでおり、投資力は読み終わってなんとなくアップしたかもと感じる状況でした。

後に、「"普通の人"だから勝てる エナフン流株式投資術」を読んだ後に再度読み返したくなり読み返しました。この時はまさしく投資術を学ぶというために、もう一度読んだのですが、初回はほとんど頭に入らないまま読み飛ばしていたと猛省しました。ご自身が語る軽い成功・失敗エピソード意見の中に、自分自身も経験した痛いこと、教訓がたくさん盛り込まれており、成功者が伝える投資哲学を知る本として、定期的に読み直したい本です。

終わりに

海外の投資指南書というと、分厚く近寄りがたいというイメージがありますが、この本は比較的薄く、ご本人の自伝をエッセイ形式でまとめられているのでとても読みやすいです。投資を学ぶというよりは、1人の名投資家の自伝として軽い気持ちで読んでみることをおすすめします。

Photo by Daria Nepriakhina on Unsplash

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