最近、大規模海賊版サイトの1つがクローズされるなど、海賊版サイト問題が深刻になっています。
インターネット利用において特に注意したい法律の一つが著作権と思っています。
2021年に施行された改正著作権法では著作権侵害コンテンツを知りながらダウンロードした人も刑罰対象となり、発信せず閲覧限定の方も注意が必要です。
この記事では著作権についてSNS上ではどんな投稿が多いのか解析してみました。
目次
全体ワードクラウド
まずは投稿全体のワードクラウドをみてみます。
やはり、著作権侵害という言葉がトップにでてきます。
動画・写真・音楽と著作権が問題になる基本コンテンツはやはり言及が多いようです。
また、もう少し、小さい投稿を見てみると、NFTやディズニー、Youtubeといった著作権でよく出るワードが見て取れます。
ポジネガ分析
続いてポジネガ分析を見てみましょう。投稿全体の分布は以下です。
ネガティブ投稿が約半数です。
やはり法律論となるとネガティブな投稿が多いようです。
一般個人のポジティブコメント
つづいて、感情ごとの投稿をみてみます。
まずはポジティブ登校のワードクラウドを見てみましょう。
著作権チェックして、問題なかったとか、著作権フリーで問題ありませんといった投稿が多めです。
あと、著作権対策の技術として今話題のNFTはポジティブジャンルの投稿にあるようです。
後述のネガティブ投稿にはNFT関連は見当たりませんでした。
一般個人のネガティブコメント
続いてネガティブ投稿を見てみましょう。
やはり著作権侵害関連が多いようです。
個別投稿も見てみましたが、社会問題、法律系のコメントはやはり訴訟などがありネガティブ寄りです。
その他、クリエイター系の人で権利関係の解決ができなくてうまく行かなかったとかそう言う声もありました。
言うまでもなく、心あるクリエイターの声が比較的多いと言うことは、とても良いことであると思います。
一方で、著作権は文化や経済の発展のためにも、厳しすぎても甘すぎても良くないと思っています。
例えば、著作権という概念がない時代の音楽や絵画の優秀な作品のいくつかは、誰かの作品から、インスピレーション・オマージュされてできた作品も数多くあります。
どこまでがコピーかどこからがオマージュかというところは引き続き論争のあるところですが、全てのオマージュが禁止されるような社会はそれはそれで問題あると思っています。
海賊版のようなものは論外としても引き続き引き締めすぎにならない方向であって欲しいと思っています。
終わりに
引き続き海賊版に限らず著作権の動向は私自身も注視したいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
この記事きっかけに著作権や海賊版対策に少しでも興味を持っていただければ幸いです。