使いこなせていますか?私が考えるSBIネオモバイル証券を株式投資初心者が有効活用する方法

投資

Tポイントで株が買えるという広告のSBIネオモバイル証券、私も投資の主要メイン口座の一つとして使っています。

しかしながらネット証券唯一のサブスクリプション方式に近い手数料体型など、SBIネオモバイル証券はネット証券の中ではかなり特殊な仕様のネット証券です。

この記事では株式投資初心者向けに私が考えるSBIネオモバイル証券の有効な活用方法をご紹介します。

目次

注意事項

あくまで私がこのように実践していますという紹介です。
私自身投資のプロでもなく、「億り人」のような成功者ではありません。
そのため、かならず投資の成功を保証する戦略ではありません。
実際にこれを参考にするかしないかは自己責任の元でお願いいたします。
またSBIネオモバイル証券の手数料については2021年6月時点のものですので変更がある可能性があります。ご注意ください。

日本株の個別株投資のための口座として使おう

SBIネオモバイル証券の最大強みは売買総額50万円以下であれば月々220円ではありません。

それよりも、同じ手数料体型で、単元未満株も購入できる点です。

それゆえに、日本株の個別株投資のための証券口座として活用したいです。

一般的に初心者向けの投資入門となるとインデックス投資といった指数連動型の投資信託やETFを利用するものが出てくると思います。

一応SBIネオモバイル証券では国内ETFは買えるものの、ETFでインデックス投資をするならば米国ETFを利用した方が確実に効果的ですのでSBIネオモバイルの力を最大限に活かせません。

SBIネオモバイル証券よりは以下に紹介するようなSBI証券、PayPay証券といったネット証券を利用することをお勧めします。

SBI証券[旧イー・トレード証券]
PayPay証券

SBIネオモバイル証券と違いクレジットカード登録もなく、SBIネオモバイル証券よりも手続きは簡単ですので、SBIネオモバイル証券を登録できる方ならそんなに苦労ないと思います。

毎月50万円以内で売買しよう

SBIネオモバイル証券は売買総額50万円であれば月々220円で利用できます。

50万円を超えてしまっても大きなダメージはないですが、できるだけ手数料は節約したいです。

この記事を読んでいる方は初心者であると思うので、50万円もの取引を月に行うことは少ないと思いますが、なるべく枠内に収めたいです。

戦略を持って売買しよう

個別株の投資をする際に最も重要なのは戦略を持って投資することです。

戦略なく、なんとなく成長しそう、なんとなく有名だからで投資すると痛い目にあうことが多く、投資技術の学習のためのPDCAも育ちません。

インデックス投資と違い、個別株投資の戦略はどれも学習コストが高い問題がありますが、最低限抑えたい知識をこの記事でご紹介したいと思います。

テクニカル分析とファンダメンタル分析

投資戦略の上で投資商品を分析する手法としてテクニカル分析とファンダメンタル分析の2つがあります。

テクニカル分析は株価のチャートの動きから株価の動きを予測して売買する方法です。

ファンダメンタル分析は企業の業績・経営戦略を分析して売買判断をする方法です。

両方覚えることが理想ですが、片方の分析だけでも投資の世界では戦うことはできます。

このあたりの詳細を知りたい方は以下の本がとても読みやすいのでよろしければ手に取ってみてください。個別株投資の入門書です。

私個人の考えとしてはファンダメンタル分析を利用した長期投資をSBIネオモバイル証券ではお勧めしたいです。

テクニカル分析はデイトレードのような短期投資がほとんどで、SBIネオモバイル証券の場合、あっという間に50万円の枠を使い切ってしまうリスクがあるからです。

ファンダメンタル分析をする上での指標は以下の記事にまとめてみました。最低限の知識にしていますので、もしもこの記事を通して個別株投資にチャレンジする方は是非読んでみてください。

以降ファンダメンタル分析を前提にして、初心者向けの投資戦略を2つご紹介します。

初心者向け戦略1 防衛的投資家戦略

世界一の投資家の一人である、ウォーレンバフェットの師匠、ベンジャミングレアムが書いた「賢明なる投資家」に記載された初級者向けの投資戦略です。

注:この書籍自体は難易度が高く、最低でも「マンガでわかる最強の株入門」相当の知識は必要です。私個人としては初心者がいきなりこの本を読むことはおすすめしません。

どんな戦略かというと、優良企業だけを分散して投資していく戦略です。

「賢明なる投資家」によると以下の8点が指南されています。

  • 10-30銘柄程度の分散をして投資すること。
  • 財務内容の良い銘柄を選ぶこと
  • 長期にわたる継続的な配当支払い実績があること 
  • 過去7年間の企業の1株あたりの収益(PER)が株価の25倍以下に推移していること
  • ドルコスト平均法で定期的に少しずつ積み立て購入していくこと

今回はあくまで紹介にとどめますが、この戦略をとることで市場と同程度のパフォーマンスが出せると言われています。

市場と同程度のパフォーマンスは個々の投資家の7割は勝てないといわれているので、とても優秀な戦略であると言えます。

初心者向け戦略2 高配当投資戦略

次の戦略が財務的に優良な企業から高配当の企業だけに投資していく戦略です。

高配当企業を選ぶことは以下のメリットがあると言われています。

  • 配当率が高い理由は割安に放置されているから。
  • 配当を出す以上企業の業績に問題がない。
  • 劇的ではないにしてもある程度の成長可能性がある。業績が良い企業であればさらに増配してくれる。

高配当投資については、リベラルアーツ大学というYoutubeチャンネルで毎月、おすすめ銘柄とその分析の動画が流れています。

初心者の方はこれを参考に企業選びをすると良いと思います。

最初に紹介した防衛的投資家戦略は初級者向けとはいえ、「賢明なる投資家」以外の情報が少ないのでまずはこの動画をみて企業分析を覚えながら高配当投資を志した方がいいかもしれません。

その他投資戦略を知りたくなったら

「他の戦略はどんなものがあるのか?」または「筆者である私はどんな戦略をとっているのか?」という方のために以下の記事も書いています。ご興味があれば閲覧いただけると幸いです。

終わりに

最後まで読んでいただきありがとうございました。

SBIネオモバイル証券の利用方法として参考になれば幸いです。

初心者向けとお伝えしましたが、個別株投資はやはり志すのであればやはりある程度の勉強や努力は必要と思います。その奥深さだけでも感じていただければ幸いです。

Photo by rupixen.com on Unsplash

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