不安定な経済情勢のときに読んでみたい投資本・経済本

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1ドル140円台になったり、米国株の大幅下落など投資を行っている人にとって不安の多い世の中になったと思います。

この記事では私がこれまで読んだ本の中で、こういう経済情勢の時にあらためてそんなときに読み返してみたい本をご紹介したいと思います。

目次

高金利時代に書かれた投資本を読んでみる

インフレ対策のため、米国の高金利が続いています。金利は株価の重力といわれ、株価が大幅に下落し、価格と天秤の関係にある債券も下落が続いています。

ここまで高金利であった時代は1970年以来といわれております。

そんな1970年代の時代情勢に沿って書かれた投資本で、今でも手に取ることができる本があります。それが「賢明なる投資家」です。

世界最大の投資家の一人、ウォーレンバフェットがバイブルとする一冊なので、ある程度投資の勉強をしたことがある人はこの本の存在を知っている人は少なくないかもしれません。

この本の大きなテーマはバリュー投資の指南書ではありますが、高金利の時勢における債券投資の戦略なども書かれており、高金利時代の投資戦略として勉強になると思います。

そもそもウォーレンバフェットや著者であるベンジャミングレアムを知らない人は以下の本をとってみてから読んでみるとよいかもしれません。漫画がところどころにあり読みやすいと思います。

インフレの仕組みの本を読んでみる

高金利とあわせて発生しているインフレの視点にたって読んでみてもいいかもしれません。

私のおすすめは「素晴らしきデフレの世界」という本です。

金利とインフレの関係、過去のインフレの歴史を解説しています。

市場サイクルがわかる本を読んでみる

市場サイクルについて学んでみることも大事と思います。

暴落・バブル・好景気・不景気といった各種経済事象には循環関係があることについては様々な本が解説しています。

まず紹介するものはハワードマークスの本です。ウォーレンバフェットが感銘を受けて株主総会の時に株主全員に配ったという逸話があります。

投資哲学視点で記載されているので、アクティブな投資をしている人は一度手に取ってみたい一冊です。

市場サイクルに対する投資の大家であるジムロジャースの本もおすすめです。

日本人向けにインタビューを行って書かれた本も多くあり、こちらの方が投資本に慣れていない人にとっても読みやすいかもしれません。

インデックス投資をしている人は、指数ベースの研究が記載されたジェレミーシーゲルの本がおすすめです。

インデックス投資をしている人でも、投資の勉強をすることは、投資を継続することの握力強化に良いといわれていますのでぜひ勉強を続けていただきたいです。

終わりに

刊行から3年以上経過した古い本中心にピックアップできたと思います。あらためて振り返ると、様々な言説や研究がある中で、今後の経済展望を生きていくためのヒントとなるものがたくさん記載されていたと感じています。

最後まで読んでいただきありがとうございました。何か気になる一冊があって手に取っていただければ幸いです。

Photo by Nik Shuliahin on Unsplash

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