SBIソーシャルレンディングの事件など、最近クラウドファンディング全体に逆風が吹いています。

そんな情勢を受けて、クラウドファンディングについてSNS上での人々の考え、志向についてどうなっているのか調べてみました。

今ソーシャルレンディングなどのクラウドファンディングやってみようと検討している人の参考になれば幸いです。

目次

クラウドファンディング全体

まず、クラウドファンディング全体でみてみようと思います。

クラウドファンディングの援助募集の広告がSNS上では席巻しますが、今回これを排除した純粋一般個人の方のコメントだけを集めて解析してみました。

ワードクラウドや感情分析をみると、クラウドファンディングそのものは支援・社会貢献という観点でポジティブな考えを持つ人が多いようです。

ワードクラウド

 

感情分析平均

個人コメント:0.0230769

ポジティブ:51.0
ネガティブ:49.0

感情分析分布

ポジティブ:50%
ニュートラル:4%
ネガティブ:46%

投稿サンプル

解析対象の投稿のサンプルは以下です。
※ページをリロードするたびに表示される投稿が変わります。

ここからは代表的なサービスを3つ見てみましょう。

CAMPFIRE

CAMPFIRE

まずは純粋なクラウドファンディングの代表サービスであるCAMPFIREを見てみましょう。

逆風が強いところの代表というところでしょうか。

募集対象が詐欺まがいであるという批判が多いようです。

ワードクラウド

 

感情分析平均

ポジティブ:43.5
ネガティブ:56.5

感情分析分布

ポジティブ:28%
ニュートラル:15%
ネガティブ:57%

解析対象サンプル

解析対象の投稿のサンプルは以下です。
※ページをリロードするたびに表示される投稿が変わります。

クラウドクレジット

続いて、投資型クラウドファンディングとして、ソーシャルレンディングサービスを展開しているクラウドクレジットを見てみましょう。

SBIソーシャルレンディング事件をダイレクトに受けるサービスだけあってネガティブよりです。

コメントとしては、詐欺などはなく、むしろ、遅延や損失といったワードがでてきているのが特徴です。

ワードクラウド

 

感情分析平均

ポジティブ:49.5
ネガティブ:50.5

感情分析分布

ポジティブ:35%
ニュートラル:25%
ネガティブ:40%

解析対象サンプル

解析対象の投稿のサンプルは以下です。
※ページをリロードするたびに表示される投稿が変わります。

FUNDINNO

最後に株式・新株予約権の購入を通じたベンチャー企業投資サービスを展開するFUNDNNOを見てみましょう。

今回検証した3サービスのなかでは唯一ポジティブの評価です。

事業に対する興味・応援などそういう点がポジティブに向いているようです。

ワードクラウド

 

感情分析平均

ポジティブ:59.0
ネガティブ:41.0

感情分析分布

ポジティブ:68%
ニュートラル:26%
ネガティブ:6%

解析対象サンプル

解析対象の投稿のサンプルは以下です。
※ページをリロードするたびに表示される投稿が変わります。

私の考え

全体ではポジティブ、ここのサービスではネガティブよりという実態でした。

以前以下のような記事を書きましたが、私はこれらのサービスを利用しています。

ここでも考えを書いていますが、やはり「出資先をしっかり確認すること」「見返りを求めない」の2点がとても大事だと思います。

クラウドファンディングは募金の延長で、募金では存在しない支援をしたいときに利用しています。

その点で、なるべく透明性のある出資先・サービスを選び、万が一失敗しても自己責任である。そもそも見返りを求めないということが重要と思います。

ちなみに、私は募金も行っており、以下のYahoo!募金で定期的にいくつかの募金団体に募金しております。

募金に関しては「見返りを求めない」はもちろんですが、「出資先をしっかり確認すること」は募金であっても重要と思います。

終わりに

クラウドファンディングやネット募金について新たな視点を持っていただければ幸いです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。