以前も以下のような記事を書きましたが、私は投資以外にも募金にも強い関心を持っています。募金は直接的には自分自身の利益にはならないかもしれないですが、社会全体が良くなる「投資」の一種であると思っており、大金はだせないものの少額ながら協力するようにしています。

この記事ではそんな募金活動について、ソーシャル上ではどのような声が多いのか分析した結果を記載したいと思います。

目次

全体の投稿の傾向

昨日公開した母の日の分析と同様、最近開発した分析システムの実験目的の記事のため、さくっと4/30だけの投稿を抽出して分析してみました。

まず投稿の種類は以下のようになっています。

  • 個人コメント

    43%
  • 広告

    56%
  • ニュース・メディア・ブログ

    0%

解析対象の投稿のサンプルは以下です。
※ページをリロードするたびに表示される投稿が変わります。

募金については結構ネットニュースを見るような気がしたのですが、時期が悪かったのか今回ゼロでした。また、募金の呼びかけ系の広告投稿が一般の口コミ系投稿より割合は多く抽出されました。なお、今回リツィート系の重複投稿は省いており、重複投稿を加えると7割近くが呼びかけになります。

※個人的な気持ちとして、募金の呼びかけを広告と分類するのはちょっと心苦しいのですが、分析の便宜上広告とカテゴライズさせていただきました。

感情分析結果

感情分析もしてみました。

ポジティブ:53
ネガティブ:47

比較対象がそもそもないのであくまで感想でしかないですが、社会貢献なのでもうちょっと高いかなとおもったのですが、一応ポジティブよりではあるものの期待値よりは低めだった印象です。

これまで感情分析APIを使ってみた感想として、災害などネガティブワードが多いと低めに出る傾向があるのは把握していましたが、個々の投稿の感情分析をみてみると、確かに災害などのネガティブワードが使われた投稿があるものの、それだけではなく、募金に対してネガティブな個人投稿も存在していました。

やはり、怪しい募金も存在するという、募金に対するネガティブイメージがあるためでしょうか。

ワードクラウドで見てみる

続いてワードクラウドをみてみます。

 

やはり、今はコロナウィルス関係が多いのかコロナの言葉がでてきます。その他パンダ、猫などの動物保護系の呼びかけも多いようです。また、年月は経ちましたが熊本地震・東日本大震災関係の復興募金の呼びかけも多いようです。

ちなみにクリック募金が一番大きな文字になっているようにネットを利用した募金もトレンドとしてあるようです。しかし、実際の募金行為に関する投稿はコンビニに設置された募金箱や、何かの商品購入募金だったりと、直接のネット募金に関する投稿は少なめでした。ちょっと残念なところです。

手軽に募金するならYahoo!募金

ネット募金がまだまだ活発ではないという印象をもったため、この機会に宣伝させてください。

ネット募金といったらおすすめはYahoo!募金かなと思います。

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また、掲載にあたって審査されており、街頭募金などよりは信頼性があると思います。過去にふなっしー、最近ではHIKAKINさんなど社会貢献に関心の高い有名人が応援していたりしていて、クリーンなイメージがあります。

私個人は毎月500-1000円ほどをYahoo!募金で募金するようにしています。募金対象は月によって様々ですが、毎月必ず募金する募金先は定期募金の設定をして自動で募金されるようにしています。Yahoo!募金には毎月の定期募金機能も存在します。

終わりに

余談ですが、私の募金関心は小学校・中学校に遡ります。社会科の自由研究で調べた結果として、日本人が世界の先進国に比べて募金支援の割合が低いという情報を知ったことがきっかけでした。その後は自主的な募金をするくらいで、このような調査をすることは中学校依頼の経験でした。

人によって生活の状況は様々ですが、コロナウィルス感染拡大にも関わらず、運良くリモートワークにすんなり移行できて大きな生活の支障のない方から、生活が激変して苦境にたたされている方までいると思います。その点で全ての方に募金を進んで欲しいとは私自身はおもいませんが、もしも余力のある方でしたら、ぜひ募金の検討もいただきたいと思っています。この記事が募金を検討するきっかけになれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。