コロナウィルスの感染拡大によって、外食の代わりに増えたことといえばUberEatsといった「出前・フードデリバリー」ではないでしょうか。

この記事ではそんな「出前・フードデリバリー」について、ソーシャル上の声を解析してどんなメニューが話題なのか調べてみました。

目次

概要

解析結果の結論からお伝えしますと、マニアックなメニューが選ばれているというよりは、寿司・ラーメン・ピザといった伝統的なものが引き続き選ばれている傾向が強いようです。あと、意外にもライバルとして中食のお弁当が引き続き候補にあがるようです。

投稿傾向

それではまず投稿傾向をみてみます。全体傾向は以下でした。

  • 個人コメント:

    64%
  • 広告:

    31%
  • メディア系(ニュース・ブログ・YouTube):

    4%

解析対象の投稿のサンプルは以下です。
※ページをリロードするたびに表示される投稿が変わります。

広告が全体の3割を占めています。ちなみに、同一文言のクーポンコードの広告投稿は大量にあり、それらは重複投稿として省いています。実際のTwitter上では今回解析以上に広告ツィートが溢れているように見えると思います。

また後述しますが、バイトとして配達員側の投稿も多くみかける傾向もありました。

感情判定

続いて感情判定を見てみましょう。

ポジティブ:52.0
ネガティブ:48.0

全体としてはポジティブ寄りではあるものの、それほど高くないというようです。

感情ごとの投稿の偏りも見てみましょう。

ポジティブ:42%
ニュートラル:25%
ネガティブ:33%

ポジティブが42%で一番高いようです。もっともニュートラル、ネガティブも合計5割以上で均衡しています。

投稿を見てみましたが、思ったよりおいしくなかったという他に、雨のせいで外出したんくないから止むを得ずの手段という投稿も多く、その結果ポジティブ投稿が伸び悩んだようです。

あと配達員の苦労話もネガティブ投稿に目立ちました。

ワードクラウド

最後にワードクラウド見てみましょう。

こちらのワードクラウドは編集済みで、広告系投稿や、今回の解析に不要なワードは排除してあります。

 

寿司、弁当、ピザなどの定番の他に、意外にもカレーがランクインしております。

続いてポジティブなものだけのワードクラウドを見てみましょう。

 

カレーがなくなりました。そして、全体では一番だった寿司が小さくなり、弁当が一番になりました。寿司は賛否両論のようです。

ちなみに、弁当について投稿を見てみましたが、以下のような宅配弁当が選ばれているというよりは、スーパーやコンビニ弁当といった中食が出前の有力な代替選択肢でありライバルであるからのようです。

出前頼むの代わりにコンビニで弁当買ったという投稿も多くみられました。

終わりに

最後に、編集前のワードクラウドをご覧ください。

 

特徴としては、配達・配達員というワードです。今回の解析は注文する側のトレンドを調べる目的で抽出しましたが、一緒に配達員側のコメントもたくさん抽出されました。

配達業務中の悪戯・雨でも配達などの苦労話が多く抽出されました。

出前やデリバリーの発展はコロナウィルスの感染拡大の中にもかかわらず厳しい衛生ルールのもと、引き続き外で働く方々の支えのもとであるということをあらためて実感させられる調査でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました。フードデリバリーをするにあたっての参考になれば幸いです。