SBIネオモバイル証券に関するTwitter上の口コミや評判、おすすめ投稿を解析してみました。一般的な口コミサイトとはちょっと違った視点の発見もあるかと思いますので証券口座選びの参考になれば幸いです。

目次

全体の投稿のトレンド

今回4/19-5/8の間の投稿から無作為に抽出してみました。投稿の種類割合としては以下のようになっております。

  • 個人コメント

    60%
  • 広告

    4%
  • メディア系(ニュース・ブログ・YouTube)

    35%

解析対象の投稿のサンプルは以下です。
※ページをリロードするたびに表示される投稿が変わります。

証券口座系は広告サイトが多めですが、SBIネオモバイル証券に関しては思ったより少ない印象です。(※重複投稿は省いているため、現実的にはもっと多く目につきます。)

特徴的なのはメディア系の投稿の多さです。証券口座は比較サイトや他のレビューサイトも多いですが35%は他のネット証券と比べても突出するものがあります。

感情分析

続いて感情分析をみてみましょう。まず投稿全体です。

ポジティブ:57.0
ネガティブ:43.0

SBI証券や楽天証券といった大手ネット証券よりも若干高めです。ただし、ネット証券の感情分析は広告・メディア系の投稿が多めのことを考えると、一般個人のコメントだけの感情分析も確認したい所感があります。

そこで一般個人だけの感情分析もしてみました。以下です。

ポジティブ:54.5
ネガティブ:45.5

ちょっと下がってしまいましたが、ネット証券としては高めの評価です。ネガティブ投稿を見てみると、外国株が取引できない、自動スイープなどの機能がないなど、SBI証券と比較した時に足りない機能への不満が多いようです。あと、自然言語処理による感情判定の限界のためか、意外とSBIネオモバイル証券の批判というよりは他のネガティブワードに引っ張られたネガティブ投稿も多めでした。現実的な満足度はもっと高めかもしれません。

ワードクラウドを見てみる

続いてワードクラウドをみてみましょう。

 

「初心者」「Tポイント」がトップにあがっています。1株からの少額取引ができたり業界初のTポイントでの実株取引ができるという点が前面にでた印象です。

ライバルとしてLINE証券のような他のモバイル証券ではなく、どちらかというと老舗の楽天証券が出てくるのは意外です。

ネガティブ評価の対象として多かった、同じく老舗かつ同一グループのSBI証券が楽天証券に比べるとずっとでなかったことも同様に意外な結果です。

楽天証券も初心者向けという印象があるためか、初心者にとって楽天証券とSBIネオモバイル証券が2大候補として上がるのでしょうか。

ちなみに、NISA口座を作れないなど、特別配当株にとって有利な仕様ではないのに、高配当株・配当金というワードがでているのは、リベラルアーツ大学の両さんの影響だと思います。高配当株投資の紹介を積極的に行なっている量産が、SBIネオモバイル証券は単元未満株購入に関しての手数料節約がどのネット証券よりもやりやすい性質を紹介しているからと思われます。

私の考え

以前以下の記事にも書きましたが、私個人は今回のソーシャル上の分析とは違って、SBIネオモバイル証券は初心者というよりはやや上級者向けの証券口座と思います。理由はネット証券で唯一無料開設ができず、サブスクリプションに近い方式で手数料を徴収をするからです。

とはいえ、国内単元未満株の手数料に対してはとても魅力的な側面があり、私自身も国内の個別株投資に関してはメイン口座として使っています。その点で言うと、私にとってライバルは、手数料こそ劣るものの、より少額株式投資を可能にしたPayPay証券がライバルかなとも思っています。

ちょっとソーシャル分析とは違う見解を述べてしまいましたが、優秀なネット証券サービスであることは間違い無いので、契約候補として見ても全く問題ない口座と思っています。

終わりに

証券口座選びにあたって参考になれば幸いです。最後まで読んでいただきありがとうございました。