※2023年2月現在TwitterAPIの有料化に伴い更新を止めています。

本ブログのサブコンテンツとしてソーシャル分析の特設サイト「ソシャナビ」を公開しました。この記事を通じてどんなサイトかご紹介をさせていただきます。

目次

ソシャナビとは

ツィッター中心にSNSから抽出した投稿データを自然言語処理の技術を駆使して解析し、記事としてまとめたレポートを集めたサイトです。解析するテーマとしては、先行で公開した母の日プレゼント、募金活動の動向といった最近のトレンド、気になる商品やWEBサービスの口コミ分析などをターゲットにしていこうと思います。

基本は本家ブログと同様、自分が気になって調べたいと思ったものをテーマにして公開していこうと思いつつも、読んでいただいた方にとって役に立ったり発見のある記事を書いていければと思っています。

ちなみに、あくまで私のブログである「みやらぼ」の特設まとめサイトという位置付けなので引き続き「みやらぼ」本体でも「ソシャナビ」の記事は公開予定です。ただ、特設サイトゆえに類似テーマについてより検索しやすく、利用しやすくを考えてページデザインしてみました。

開発に至る経緯

3月にリリースした「Finance Sentiment」と開発に至る動機は基本同じです。自然言語処理・機械学習・AIといった最新の技術を触りながら、ローコストでオリジナルのWEBアプリケーションを作ってみたいという動機からです。

上記「Finanse Sentiment」のほうは構想からあっさりとすぐにできてしまいました。およそ2週間くらいで完成してしまいました。その一方で、リリース後の具体的な発展構想が思ったようにまとまらず、引き続き運用はしつつも、いっそのこと他のもっと発展性のあるものを作ってみたいと思い、「Finanse Sentiment」をリリースしてわずか1週間で新たなシステムの開発に着手するに至りました。「ソシャナビ」の方は流石に「Finanse Sentiment」よりシステム規模が大きく、およそ1ヶ月半開発にかかりました。

ちなみにマストの要件は、データ分析基盤のバックエンド、分析データを操作する管理ツール、分析データを取得するAPIだけで、ぶっちゃけると特設サイトは不要でした。

特設サイトを作る気になったのは本体ブログでもつかっているBootstrapの5系がいつの間にかβリリースされていたことと、長年依存していたjQueryから脱却してVanilla.jsベースになっていることを知ったことがきっかけです。jQueryなしのBootstarapがどんな感じになっているのか気になったからです。

全体システムがバックエンドのサーバサイド中心のため、さすがにReactやVue.jsまでつかってまで開発する気にはならないものの、Vanilla.jsならちょっとお試しで触れるレベルだから簡単に開発してみるかという気持ちがあり、いわゆる「おまけ」という気持ちで開発しました。

そのため、正直のところ結構手抜きですが、もしも特設サイトからのPVが増えるようでしたら、もう少しデザインやユーザビリティの改善も検討してみようと思います。

今後について

現状、投稿データの感情分析、投稿のタイプ割合分析、ワードクラウド作成などしかありません。分析手法の追加や各種分析精度もチューニングしてみようと思います。一部データ加工などが手動処理のところもあるため、分析データが増えていけば、新たな機械学習の分類導入なども検討して、うまく育てていければいいなあと思っています。

終わりに

「Finanse Sentiment」「ソシャナビ」と個人開発にしては若干大きめのWEBシステムを立て続けに2つも開発したため、しばらくは新規開発よりは運用メンテナンス、できても機能拡張中心かなあと思います。もっとも引き続き開発意欲が湧いてきたら、気ままに新しいシステムやアプリ、サイトの開発もできればと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。