投資入門者におすすめしたい「お金は寝かせて増やしなさい」

投資 読書
水瀬ケンイチさん箸「お金は寝かせて増やしなさい」について紹介します。投資を始めたいけどとりあえず何をやったらいいですかという質問をされた際に、必ず最初に紹介したいほどのお気に入りの本です。

この記事について

水瀬ケンイチさん箸「お金は寝かせて増やしなさい」について紹介します。投資を始めたいけどとりあえず何をやったらいいですかという質問をされた際に、必ず最初に紹介したいほどのお気に入りの本です。

どんな本か

現代の投資で最もポピュラーなインデックス投資について、入門者向けに開設された本です。

出会ったきっかけ

実は、私自信はこの本がきっかけで本格的に投資を始めたわけではありません。別の本を手に取ったことがきっかけでした。(その本もその本でおすすめなので機会があれば紹介したいと思います。)この本自体は、証券口座開設して、ほとんどきままに好きな会社の株を買っていた時期にたまたま出会いました。正直のところなんとなくというところがすごく強いのですが、当時の課題感として、安全で利益がでる戦略ないかなと探していたからというのがあったのかもしれません。

この本を初心者におすすめしたい理由

主な理由を並べました。実際の中身については手に取っていただきたいですが、入門から発展まで、インデックス投資限定であるものの、長期投資の世界観について広く語られているのが印象的でした。

インデックス投資の理論をわかりやすく解説していること。

文字通り、インデックス投資の戦略についてわかりやすく解説しています。インデックス投資の存在は、私自身本を手に取る前から知ってはいたのですが、現実的な有効性についてはこの本を通じて知りました。

証券口座の開設、アセットアロケーションや銘柄選定などのHowtoがあること

投資戦略本だと、けっこう飛ばすことが多い一方で、この本は入門向けであるので、各種導入についても丁寧に記載されています。

HowToにとどまらず出口戦略など投資哲学についても、記載されていること

投資を続けてつくづく感じるのは、どんな戦略であれ、売買をはじめとする各種判断が必要と思っています。それはインデックス投資でも「どんな局面でも続ける」という文脈で必要になってくると思っています。その際に支えとなるのが投資哲学です。この本では、各種投資哲学についても触れられており、入門を卒業した自分でも時々哲学部分については読み返したりしています。

著者自身の10年ほどの実践記があること

投資哲学、HowToをもとに実際に著者のインデックス投資の実践記が記載されています。リーマンショックの経験など生々しい経験に触れられるので、実際の運用を擬似経験できるのではと思っています。

発展への誘導があること

バートン・マルキール教授著のウォール街のランダムウォーカーなど、さらなる発展勉強したい方向けに本が紹介されています。 実際、私自身もこの本を通じてインデックス投資に興味を持ち、ウォール街のランダムウォーカーなどやや重めの海外の投資名著を手に取るきっかけとなりました。

あとがき、個別株投資をしたい!他の投資戦略も知りたい!という方は

以上ここまで、とりあえず投資をしたいという方向けに私が必ずおすすめしている、インデックス投資とその入門書としての「お金は寝かせて増やしなさい」の紹介でした。

ちなみに、私自身はインデックス投資以外の投資も実施しています。こちらについての入門書となるとまた別におすすめがあり、個別株投資なら、奥山月仁さん著の世界一やさしい株の本 (中経出版)“普通の人”だから勝てる エナフン流株式投資術をおすすめしています。そのうちこれらについての紹介記事も書いていこうと思います。

Photo by Jessica Ruscello on Unsplash

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