20代のうちに読んでよかった自己啓発書 仏教・その他編

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前回まで、以下の記事を通じてサイエンスと心理学のジャンルの自己啓発書をご紹介しました。今回は仏教系の自己啓発書4冊とカテゴリ分類ができなかった2冊をご紹介します。

仏教はルーツがお釈迦様の苦悩から始まっただけあり、生き方・考え方についてとても強い示唆・教えがあります。さすがに経典を読むのはつらいですが、仏教テーマに様々な自己啓発書が出ていますので、私が読んだ中で特に印象に残った4冊をご紹介できればと思います。

また、最後にどのカテゴリにも分けられなかったものとして、中国古典をベースにした一冊と、和僑としてインドネシアで活躍される丸尾孝俊さんの本をご紹介します。

目次

心のモヤモヤがスッキリ消える仏教の言葉

仏教の各種言葉について解説された言葉です。いわゆる禅語という難しい言葉だけでなく、もともとは仏教語であった「挨拶」「我慢」といった言葉のルーツについても解説されています。文字通り、言葉をつうじて仏教の考えを知ると同時に心のコントロールの考え方を知れると思います。

この本の中で特に印象に残ったのが「我慢」という言葉です。日常社会では当たり前のようにする「我慢」ですが、本来的にはやってはいけないこととされていたのは衝撃的でした。

お坊さんにならう こころが調う 朝・昼・夜の習慣

先ほどの本が仏教語であったのに対し、こちらはお坊さんの日常習慣を通じて心のコントロールを学ぶ本です。修行僧に限らず、お坊さんの日常作務は心の鍛錬をベースにされているそうで、各種作務の意図、目的について知ることができます。中にはちょっと実践は難しいというものもありますが、一つでも取り入れられるとマインドケアとして役に立つと思います。

お坊さんが教えるこころが整う掃除の本

お坊さんの掃除手法に特化した本です。お坊さんの掃除に関する考え方を知りマインドケアを知るとともに、掃除のHowToも知ることができるちょっと変わった本です。仏教の教えをいきなり学ぶのはちょっと抵抗あるけど、お坊さんの掃除の仕方は学んでみたいという人にもおすすめの一冊です。

最後にあなたを救う禅語

YouTubeなどで法話や、寄せられたのお悩み相談の回答をされている大愚元勝和尚の本です。

この本は大愚さんが選んだ50の禅語を紹介しています。ご自身の多様な経験をベースに意味をご紹介されています。禅に関心がある方、生きることに苦しさを感じている方は手に取ってみるときっと変化のきっかけにつながる言葉が見つかると思います。

華僑の大富豪に学ぶ ずるゆる最強の仕事術

著者が華僑の師匠の元に従事して学んだ仕事術の解説書です。ルーツとなるのは儒教などの中国古典をベースとした教えになります。ビジネススキルの本ですが、ビジネスに限らず生き方全般について考えさせられる一冊です。

大富豪アニキの教え

和僑としてインドネシアのバリ島で活躍される「アニキ」こと丸尾孝俊さんの本です。ご自身の人生経験を通じた、生き方について解説されている本です。

独特な言い回しの本で、個々の主張については、人によっては根性論・昭和的な印象も感じるかもしれません。しかし、ベースとなる丸尾さんの考え全体を知っていくと、サイエンス編でもご紹介した「Giver」の考え方がベースになっています。この考え方がわかっていくと、一つ一つのテーマがとても示唆深く感じるようになり、日々の自身のふるまい方について考えさせられる一冊でした

ちなみに、「神様はバリにいる」という丸尾孝俊さんをモデルにした映画もあります。AmazonPrimeで無料で見れます。今回紹介した本の方はやや分厚めなので、とりあえず映画からと思う方は映画をみても良いかもしれません。また、YouTubeチャンネルも開設されています。

終わりに

全3回合計18冊の紹介になりましたが以上が私が20代に読んだ自己啓発書で印象に残り、読んでよかったと思う本でした。今回紹介した中で一冊でも興味のある本がありましたら幸いです。

今でもたくさんこの手の本は読んでおり、もしもよかったものがあればご紹介できればと思います。いくつかの著者はYouTubeチャンネルを開いています。著書の紹介にリンクを貼ってありますので、本を読むのはちょっとという方はぜひ一度動画を見てみることをお勧めします。最後まで読んでいただきありがとうございました。

Photo by Utsman Media on Unsplash

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