公開日：2020-08-09 04:06:38 • 最終更新：2023-10-07 07:46:28
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初心者向けの株式投資本をまとめてみる（入門から名著への架け橋に）

読書 投資 初心者向け投資記事

この記事について

この記事では、私が読んできた本の中で入門向けから、ステップアップしていくにつれてお勧めしたい投資書籍を順次ご紹介したいと思います。

今回紹介する本

この記事では以下の15冊をご紹介仕様と思います。なお、私自身が長期投資しか行わないため、入門書より一段上の本となるとほとんどが長期投資向けの本になりますのでご注意ください。

とりあえずこれ一冊だけという方に

本当の自由を手に入れるお金の大学

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YouTubeチャンネル両学長 リベラルアーツ大学でお金に関する講義動画を投稿している両さんの本です。投資に限らず、ファイナンシャルプランニング全般を広く取り扱っています。投資というよりも将来の資産戦略を学びたいという方はこちらを手にとってみることがおすすめです。投資もインデックス投資と高配当投資、不動産投資を取り扱っており、入門書として最適かと思います。

お金は寝かせて増やしなさい

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もしも、「とりあえず投資を始めたい！だけど１冊で完結したい！」という方がいましたら迷わずお勧めするのがこの本です。インデックス投資という市場平均に連動して投資をする投資戦略の本です。この１冊で口座の作り方、金融商品の選び方、投資を実践する上での各種考え方＝投資哲学を学べます。※詳細記事

株式投資を本格的に初めてみたい方に

ここからは、「とりあえずこれ一冊だけ」ではなく本格的に株式投資を学びたい方向けの入門書をご紹介します。

世界一やさしい株の本

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架空の登場人物エナフンさんが、娘さんの結婚式の資金繰りのために、育てている梨の木を売るというお話を通じて、株式の仕組み、株式の購入する上での考え方を学んでいきます。これ一冊で株式投資で勝てるようになるわけではありませんが、PERなどの用語を始め、株式投資を学ぶための基礎知識は身につきます。※詳細記事

マンガでわかる最強の株入門

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マンガがところどころに挟まれた投資入門書です。口座開設、ファンダメンタル分析、テクニカル分析、信用取引まで幅広く株式投資に関する知識を学べます。短期トレードなどを視野に入れている人はこちらの方がおすすめです。※詳細記事

入門書からさらに発展して学びたい方に

上記の入門書を読んだ後、実際にどんな戦略で投資をすれば良いか、投資戦略、銘柄分析の指南書で比較的読みやすいものをピックアップしました。どれも比較的とても読みやすいのでコストパフォーマンスは高いかと思います。全て読めると良いですが、どれか１冊読んだだけでもとても勉強になると思います。

僕がウォール街で学んだ勝利の投資術　億り人へのパスポート渡します

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元ヘッジファンド投資家YouTuber高橋ダンさんの本です。ヘッジファンド投資家視点で、「ライオン戦略」という積立投資の長期投資戦略と短期トレードの戦略を推奨しています。比較的優しめに書かれているので株の入門書を１冊読んでおり、「本当の自由を手に入れるお金の大学」や「お金は寝かせて増やしなさい」の積立投資戦略を工夫したい方、トレードも考えたいかたにお勧めです。

姉妹書で「世界のお金持ちが実践するお金の増やし方」もあります。「僕がウォール街で学んだ勝利の投資術　億り人へのパスポート渡します」が投資術の本として一冊完結型に対して、こちらは広く浅く取り扱って高橋ダンさんのYouTubeをより深く理解するための教科書のような構成になっています。

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バカでも稼げる 「米国株」高配当投資

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投資家ブロガーでYouTubeなどの本も配信されているバフェット太郎さんの本です。米国株式の高配当戦略の本です。米国株式を扱うという点で難しそうにみえますが、積立投資系の本で、ファンダメンタルを詳細にみたりしないため、初心者向けです。「本当の自由を手に入れるお金の大学」で紹介された高配当戦略の延長をしたいという方におすすめです。

"普通の人"だから勝てる エナフン流株式投資術

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入門書として紹介しました、「世界一やさしい株の本」の作者が買いた本です。前書が入門書的な位置付けに対して、こちらはある程度入門的な知識がある方向けに著者流の投資戦略の指南が書かれています。個別株の詳細な分析をした上で投資をしたい方むけです。「世界一やさしい株の本」を読んで、とてもためになったと思う方は、是非手にとってみることをお勧めします。※詳細記事

ファンダメンタル投資の教科書

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ファンダメンタル分析についての専門書です。四季報を読むにあたっての各指数、決算書の読み方などが学べます。また、少しだけですがテクニカル分析についても記載しています。実際に銘柄を選ぶときの分析力が向上すると思います。

株で富を築くバフェットの法則

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長期投資を志す場合、必ず意識するのが世界一の投資家の1人ウォーレンバフェットかと思います。この本はウォーレンバフェット自身の半生、氏の投資手法を学ぶ入門書として最適かと思います。入門書からのステップアップの本としては、やや分厚めですが挑戦するだけの価値はあるかと思います。※詳細記事

名著に挑戦してみたい方へ

最後に、プロの投資家も手に取る投資書籍の名著を紹介します。名著というと非常にたくさん存在しますが、ここでは私が読んだなかで入門者でも特に読みやすく、私自身が特にためになったと思う本をご紹介します。「株式投資を本格的に初めてみたい方に」で紹介された本のうち１冊を読んで基礎知識を得られた方なら挑戦できる本かと思います。どれも高価であったり厚めの本ですが、本棚に残しておきたい永久保存の１冊になるかと思います。

ピーター・リンチの株で勝つアマの知恵でプロを出し抜け

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ピーターリンチ氏はマザラン・ファンドというファンドを運営し、同ファンドを13年間で1000倍近くまで成長させた実績をもつ著名な投資家です。この本では、氏の投資経験をベースにアマチュア向けに各種指南が記載されている本です。アマチュア視点でどのように勝つかについて書かれています。エッセイ形式で読みやすい一方、読むたびに学びがある一冊です。※詳細記事

賢明なる投資家

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ウォーレンバフェットの師、ベンジャミングレアムの著書です。ウォーレンバフェットにとって自身の投資のバイブルと述べています。50年以上前に書かれた本ですが、現代にも通じつ投資手法の真髄について学ぶことができます。※詳細記事

投資で一番大切な20の教え

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ウォーレンバフェットが絶賛し、自身が経営するバークシャーハサウェイの株主総会で配った本です。銘柄選択、投資手法について書かれた本ではありませんが、投資を続けておくべきで持っておくべきマインド、心構えといった投資哲学を学ぶことができます。※詳細な書籍紹介は執筆中です。

ウォール街のランダムウォーカー

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インデックス投資のバイブルと言われる一冊です。「お金は寝かせて増やしなさい」でも紹介に挙げられています。インデックス投資のみならず、各種投資手法、投資に関する歴史について深い知識を得ることができます。※詳細記事

株式投資 長期投資で成功するための完全ガイド

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ウォール街のランダムウォーカーと同様、インデックス投資のバイブルと言われる一冊です。こちらは株式投資にやや特化していますが、インデックス投資のみならず、各種投資手法、投資に関する歴史について深い知識を得ることができます。どちらも分厚く、どちらか１冊でもとても勉強になりますが、両方読むとさらに深い理解が得られると思います。※詳細記事

株式投資の未来　永続する会社が本当の利益をもたらす

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「株式投資 長期投資で成功するための完全ガイド」の続編です。前作はインデックス投資をベストな結論としていますが、本書では、インデックス投資に勝てる戦略はないかの研究書になります。「株式投資 長期投資で成功するための完全ガイド」の知識前提で始まるため、到達するためのコストも高いですが、私自身の投資戦略にもっとも影響を与えた一冊であり、読んで損のない一冊です。※詳細記事

おわりに

以上で初心者向けの入門書から、入門書を卒業した方向けのステップアップのための書籍紹介でした。この記事や、これまでに執筆した書籍紹介以外にも、私自身読んだ本の中にもまだ紹介しきれていないおすすめ投資書籍だけでなく、まだ読めていないもののいつか読んでみたい投資書籍もたくさんあります。どこかの機会でそれらについてもご紹介できればと思います。

Photo by Markus Spiske on Unsplash

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